母音法とは(滑舌トレーニング・発声法)
母音法(ぼいんほう)は、演劇において母音語である日本語を明晰で耳に美しく響かせるための発声方法。おもに劇団四季が使っている。
台詞の子音をすべて外して母音だけで発声することにより、胸式呼吸から腹式呼吸になり、一音一音を切って発音することにより言葉の切れが良くなり、台詞はより明晰になるというもの。また、日本語の音便(長音・撥音・促音)のうち、長音便を特に重視する(所属俳優がマスコミ等のインタビューで、「運命(うんめい)、四季的には「うんめえ」なんですけど…」と念を押す姿がしばしば見られる)。
訓練方法としては、例えば「おはようございます」を「おあおーおあいあう」と母音だけで発音し、一つ一つの母音が等間隔に並ぶよう何回も訓練し、出来るようになったら子音を入れてみるという形がとられる。
母音法、というのは、発声法の一種で、なんでも劇団四季の練習法だそうです。
今回は劇団四季が実際に行っている
“母音法”
という滑舌トレーニングを紹介しようと思います。
ちなみにこの母音法
ちゃんと練習すれば
かなり早口で話しても
ちゃんと相手に伝わるようになるみたいです!僕もテンションが上がってくると
かなり早口になってしまう癖があるので
これから実践してマスターしたいと思います。これを見ているあなたも
「もうちょっとゆっくり話して!」
友達に注意されることがあるかたは
是非是非最後まで読んでみてください。
せんじつこの方のブログを見つけて読んでいたらこんな滑舌トレーニング方があることを知ったのです。
この佐々木さんという方、プロフに「滑舌改善アドバイザー」と書いていらっしゃって、研究所まで立ち上げてるっぽい!
これはすばらしい!!母音で練習するだけで聞き取ってもらいやすくなるなんて、期待!!!
いざ、滑舌トレーニングにチャレンジ
というわけで、さっそく毎朝の外郎売動画を撮るときに母音法のことに触れてみました。
おはようございます
は、
おあおうおあいあう
になるのですが、しょっぱなからうまく言えてません。
httpss://youtu.be/5YNhkiUhZ88
ここではすぐに挫折していますが、
外郎売を母音だけで読むのを書き出してみるとこうなります。
ういおううい
えっあ おあああおおおうあ
おあいあいおういい
おおんいおおああお おあいあおうあ
おうううおあああ いっいいあいお
あおおおおうお
・・・
書き起こすのもなかなか難しいんですが、これ、なにも読まずに母音で読んでいたら脳トレになるのでは?
また、動画の末尾に触れていますが、滑舌トレーニングもスポーツや楽器などと同じで、1日休むともどすのに3日かかるんですね。たしかにそうかも。
滑舌トレーニングをつづける動機
さて、先日わたしは筒井康隆の「虚航船団」を途中まで朗読して、一旦おやすみしているところです。
なぜかというと、地の文に●●●●●●●●●というのが大量に出てくる箇所があり、それを音読する場合どのようにするのがベストなのか考えているうちにめんどくさくなったからです。
ホチキスが登場する節では彼が口からコ
コ
コ
コ
コ
コ
コ
コ
と吐き出すところが出てきましたが、これは「ココココココココ……」と読めばいいわけです。
また、25組ひとそろいの雲形定規きょうだいが出てきますが、かれらの中の一番小さい雲形定規と一番大きい雲形定規の図がでてくるところも「雲形定規」とそのまま読んでしまうことによってクリアしました。
が、パンチの節はどうしたらいいかなと考え中です。
「くろまるくろまるくろまるくろまる……」
と読むのもアリですし、ほかの音読方法を考えるのもアリだと思います。
滑舌トレーニングの話からそれましたが、「噛み噛みで読む虚航船団」などという再生リスト名にしていることからもおわかりでしょうが、わたしはなにかを音読していると、かみまくるのです。
この噛み噛みのおかげで、音読ボランティアの活動に支障がでる、というか、それいぜんにボランティアやれないよね、ということになってしまいまして。
だから、外郎売は楽しくトレーニングできるうえに、プラスαとして顔のたるみが改善したり楽しい気分になる、ということでずーっと続けていこうと思います。
なんだかんだで、好きってことですね。
母音法についてはまた練習したり、発見したことについてお話するかもしれませんので、ご興味のあるかたはぜひ、
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【外部リンク】
基本はあくびの形 劇団四季に学ぶきれいな発声法|WOMAN SMART|NIKKEI STYLE
最強の滑舌練習法『母音法』 | シナツナギの電話応対コンクール